魂を磨く

生きとし生けるものには等しく死が訪れる。


やがて、この肉体は朽ち果て・・・魂があの世へ、来世へと向かう。


ここに魂を磨く「十界」の修行なるものがある。 


十界とは、六道(ろくどう:地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人間界・天上界)と、四聖(ししょう:声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界 )を合わせた10の世界。 


特に、地獄界(筆舌に尽くしがたい苦しみの世界)、餓鬼界(飽くなき欲望に苦しむ世界)、畜生界(貪りと貪欲、捕食される恐怖と絶望)には想像を絶する苦しみが待ち受けているという。


来世、あの世とは... 本当に存在するのだろうか。


ひょっとしたら、現世の今、まさにこの世にこそ十界が存在しているのかもしれない。


悪をなさず、善行を積み、心を魂を清らかに。


自らでその命に終わりを告げることなく、最後まで与えられた試練を乗り越えようと切磋琢磨する。


現世、この世で天命を、天寿を全うすることが、まさに十界の修行なのかもしれない。


人の一生とは、寒風吹きすさぶ嵐の中、ひとり心細く、険しき山道を登るが如く。


凍えそうになりながらも、闇夜に怯えながらも、けっして臆することなく、けっして逃げ出したりすることもなく、


どんな困難にも立ち向かい、どんな試練にも立ち向かう。


心の罪垢煩悩(ざいくぼんのう)を洗い清め、上求菩提下化衆生(じょうぐぼだいげけしゅじょう)、六波羅蜜の修行を断行しながら。


懺悔懺悔 六根清浄


懺悔懺悔 六根清浄


懺悔懺悔 六根清浄


合掌


※ 撮影:ポア(転生)の行を終えた後に(チベット寺院内にて)


Buddhism ascetic priest

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