ご心配をおかけいたしました。

昨日、父が突然に倒れた。


ちょうどお盆のこの時期、何か悪い予感が、胸騒ぎがした。


三年前には母が長い闘病生活の末にこの世を去った。


一瞬、いろいろな事が脳裏をよぎり、慌てて病院へと向った。


恥ずかしいお話、若かりし頃の私は父との折り合いがよくなく何度も家出や非行を繰り返した。


今、病室のベットの上で横になっている父の姿がとても小さくみえた。


この世には、さくさんの苦しみや悲しみがあるという。


生老病死、四苦八苦。


誰もが通る定められし道、とは分かっていても…


人は誰もが悩み苦しみ苦悩する。


今日を一生懸命に生きるとはどういうことなのだろうか。


精一杯に生きるとは。


命とは、感謝の心とは、信じる心とは一体、本当はどういうことをいうのだろうか。


この世に生まれてくることができたこと、


この命を授けてもらえたこと、


こうしてたくさんの方々とのご縁や仏縁に恵まれたこと、


その恩にしっかりと報いながら、この道を信じてこれからも真っ直ぐに進んでいきたい。


いつまでもいつまでも手を合わせ続けていたい、


今は父のためだけに。


合掌

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おはようございます。


昨日、父親が突然倒れてしまいました。


救急車で慌てて病院へと、医師や看護師、スタッフの皆様方の迅速なる処置にて大事にはいたりませんでした。


この度はたくさんの方々にご迷惑やご心配をおかけいたしました。


この場をお借りして深くお詫び申し上げます。


また、励ましのメッセージやご連絡等もいろいろと賜りましたこと、心より深く感謝いたします。


なお、メールやお電話のご返信やご連絡が遅くなっておりますが何卒ご了承くださいませ。


光啓 九拝 


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* 父と母の想い出のアルバムの一枚より

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