真言は不思議なり
真言は不思議なり、観誦(かんじゅ)すれば無明(むみょう)を除く。一字に 千理を含み、即身に法如を証す」
-『般若心経秘鍵』-
ここに仏をあらわす言葉あり。
心の闇を打ち破り、無明をのぞき、光明へと導いてくれる。
心の迷いはどこからくるのか。
その怒りやその憎しみ、その悲しみやその恐怖心は、いったいどこからやってくるのか。
手に印を結び、口に真実の言葉、「真言」(マントラ)を唱え、一心に仏を念じてみる。
見上げれば青く澄んだ空、広く広大な海、風が吹き、潮騒が聞こえてくる・・・
いま、ここにこうして存在している。
いま、ここにこうして生きている。
いま、ここに共に生きている。
誰もが一人ではなく、命の光を共に輝かせながら。
道に迷いながらも、こらからも仏と共に。
合掌
皆さん、おはようございます。
写真は、ある千日行の行者様の描かれたカーン(不動明王)の梵字です。
古来より、こうした梵字や真言には不思議な力が宿っていると・・・
来月の法話会の時にはこうしたお話にも触れてみたいと思っております。
それでは、本日も仏と共に歩む道、仏道を精進。
光啓 九拝
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