中台八葉院 胎蔵界曼荼羅
胎蔵界とは、生命の根源であるところの母胎をあらわす。
仏の大悲が生きとし生けるものすべてを包み込み、育む様を象徴している。
我々すべての人は、仏の大慈悲に触れ、大悲の万行を因徳(因縁から徳を得る)として、あまねく菩提心を増長せしめ、果徳という蓮華の花(幸福)を開かせる事ができる。
夢や希望、幸せを実現にする素晴らしい力(可能性)が、我々の内には秘められているのである。
合掌
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皆さん、おはようございます。
曼荼羅とは物事の本質、核心、中心といった意味をもつ言葉です。
特に、胎内蔵曼荼羅は私達の内に、誰でも仏になれる、幸せになれる種、仏種(ぶっしゅ)が秘められていることを象徴しています。
直接的な言葉では伝わりにくい「さとり」の世界が鮮やかな象徴画で表現されております。
因縁の「因」とは、物事のもとになる事、「縁」とは、条件のことです。
どんなに素晴らしい才能を持った人がいたとしても、一生懸命に努力することを怠れば、何事も大成しない… 万行(まんぎょう : あらゆる努力)をもって、私達は誰もが皆、その素晴らしいそれぞれの才能を開花させ、夢を叶えていくことができる。
我々の内に眠る無限の可能性に太陽の光(智慧)、天からの恵むの雨(慈悲)などの恩恵を授かり、やがて大輪の花を咲かせて・・・
それでは、今週末は東京で瞑想会や法話会です。
再来週末は大阪にて。 これからもたくさんの皆さま方と共にコツコツと、一歩、また一歩、前進、前進。
光啓 九拝
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