生きとし生けるもの

以前、あるきっかけがあって子犬を飼うことになった。  


我が家にきた時はまだよちよち歩き、生後まもない数ヶ月の頃だった。 


甘えん坊の女の子。 


お母さん犬が恋しいのだろうか、よく指しゃぶりをしてきた。 


つぶらな瞳、いつも膝の上にちょこんと乗ってくる。ピタッと体をくっつけてはウトウト…その寝顔はまさに天使そのものだ。 


しかし…成長するにつれ、甘噛みも、だんだんと強く痛くなってくる。 


トイレは部屋中いたるところで好き勝手に。  


少し留守にしただけでも、今度はサークルの中がとんでもない状態に。


夜は遅くまで、朝はまだ太陽が昇らぬうちからクンクンと。 


食事の世話からトイレの世話、散歩に、お風呂、予防接種のための動物病院や、トリミングのための美容室へも事あるごとに連れていってあげなければならない。 


単に「可愛い」だけでは気持ちが続かない。


最後まで、きちんとしっかりと責任をもって世話をしてあげることができなくなってしまう。 


今は、事情があって一緒に住めなくなった。離れれば、また会いたくなるもので… そんな身勝手な私自身に、自分でもほとほと愛想が尽きる。 


でも、彼女に出会って、大切なことを教わった。 


「生きとし生けるもの」という意味。 


 犬は、人間よりも何倍もの速度で年老いていく。 いずれ、私を追い越して彼女のほうが先にこの世を旅立つことになるだろう。 


そのことをほんの少し考えただけでも、涙が止めどもなく。  


今日も、この同じ空の下、のびのびと暮らしている。 


毎日届く元気な便り。 

私は、君に出会えて本当によかった。  


母をなくしてからすっかり元気をなくしていた私のもとへ、たくさんの夢や希望、そして、愛をや情熱、何事にも臆することなく前進していく「勇気」を運んできてくれた。 


君と出会えて、ようやくまた一つ、仏様の近くへと進むことができるようになった私。


 少しずつ、少しずつ、一歩、一歩。また一歩と。  


たくさんの方々に支えられて、今日も「お坊さん」としての道を歩ませていただいている 。 


君に出会えてよかった。


本当によかった。 


すべての「生きとし生けるもの」のためにここに祈る。 


そして、「ありがとう。」 


合掌 


(追記) 

 皆さん、おはようございます。 すっかり春らしい陽気になってまいりましたね。


 昨日はお釈迦様のお誕生日。 4月は入学式や入社式等、何か新しい物事を始めるのにとってもふさわしい時期なのかもですね。 


 来週にまた東京で瞑想会がございます。  


さらに5月のゴールデンウィークには、東京で瞑想やファスティング(半断食)、それに初の法話会等も開催予定です。 


是非、この機会に皆様方も新しいことにチャレンジ、せっかくですから何か一緒に始めてみませんか! 

それでは、本日も一歩、また一歩、コツコツと前進、前進、チャレンジ精神で!! 


光啓 九拝 


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Buddhism ascetic priest

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