六波羅蜜とは

布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の六つをいう。迷いの此の岸から、さとりの彼の岸へと渡ることができるので、六度ともいう。


布施(ふせ)は、分け与えることを、惜しみの心を退けることをいう。持戒(じかい)は日々の行いを正しくし、戒律をよく守ること。忍辱(にんにく)は怒りや憎しみの心を静め耐え忍び自身と向き合うこと。精進(しょうじん)は怠りの心をなくし努力すること。禅定(ぜんじょう)は散りやすい心を落ち着かせ安定させること。智慧(ちえ)は迷いを断ち心の安らぎを得ること。


布施と持戒とは、「利他:りた」(他の人の福利を願うこと)、忍辱と精進とは、「自利:じり」(自らの悟りのために修行し努め、他の人の救済のためにも尽くすこと)、禅定は「解脱:げだつ」(苦しみの輪廻の世界から悟りの涅槃の境地へと脱出すること)。


六波羅蜜は、菩薩がさとりへと向かう修行、自利利他の行(ぎょう)を通して自分自身と向き合うことでもある。


施した後で悔いたり、施して誇りがましく思うのは、最上の施しとはいえない。施して喜び、施した自分と、施しを受けた人と、施した物と、この三つを共に忘れるのが最上の施しとされる。


正しい施しは、その報いを願わず、清らかな慈悲の心をもって、他人も自分も、共にさとりに入るように願うものでなければならない。


『華厳経 明難品』『大般涅槃経』

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皆さん、おはようございます。


本日は、私の自坊にて瞑想会等がございます。


自坊ともうしましても、普通の民家を改装した小さな精舎です。

※ 知人の永井工務店さんにすべて作っていただきました。

普段は私が自身の修行などを行っているこちらの修行道場にて本日の瞑想会を開催します。


当方の瞑想は、仏教や密教(秘密仏教)が中心となっています。


瞑想会も、中・上級者の方々とは菩薩の六波羅蜜の修行も中心に行っております。


本日、お時間が合えばインスタのストーリーにて動画を掲載できればと思っております。


それでは、素晴らしい実りある一日を共に。

※ 撮影: 天宮光啓自坊(光征院)修行道場(不動明王道場)にて


布施と持戒とは、城をつくる礎(いしずえ)のように、修行の基(もと)となり、忍辱と精進とは城壁のように外難を防ぎ、禅定と智慧とは、身を守って生死(しょうじ)を逃れる武器となる。それらはまさに甲冑に身をかためて敵に臨むように、どんな困難にも、どんな苦難にも立ち向かうことのできる「不屈の精神」、不動なる勇気である。


合掌

Buddhism ascetic priest

やさしい瞑想法 天宮光啓のホームページです。