やさしい瞑想法(講座の内容)
おはようございます。
3月開催の「やさしい瞑想法」へのご質問をよく頂戴します。
特に、講座の内容に関するお問い合わせが多く見受けられますので下記に要約しておきます。
ご受講をご検討の皆様方は、是非ご参考にしていただければと思います。
まず、 全体として、①坐法(姿勢) → ②呼吸 → ③瞑想の流れで進めてまいります。
① 身(坐法・姿勢・智慧のムドラー)・・・体をリラックス
・アーサナ(基本坐法): 瞑想の基本となる坐法をマスター
② 口(呼吸法)・・・神経(自律神経)をリラックス
・ゆったり呼吸法 :鼻からの吸気、口からの呼気(ゆっくりとした長い呼吸)
※ 特に、吐く息(呼気)に「意識」を集中させます。
※ 楽な呼吸を繰り返しながら、「呼吸」だけに意識を集中します。
③ 意(瞑想法)・・・精神をリラックス
1.大地にゆっくりと腰をおろします。 ※ やわらかい芝生の上にすわるイメージをします。
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2. 次に、目の前に大きな湖が広がっている情景を思い浮かべます。※ 穏やかな水面をイメージ。
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3.(見上げると)燦々と降りそそぐ太陽。その光を全身に浴びているイメージ。
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4.体中がぽかぽかと温かくなり始めます。※ 特にお腹の温かさを感じてみます。
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5.やわらかな風が頬をさすり、額の涼しさを感じてみます。
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6.澄み渡る青い大空を見渡し、次第に自身の心音に耳を傾けていきます。
そして、ゆっくりと脈打っている鼓動を感じてみます。
さらに、呼気に合わせて「ゆったり」、「ゆっくり」といった「マントラ」(聖なる句)をお唱えしてみます。
以上が、講座の全体的な流れです。
瞑想は、「姿勢」により「肉体」、呼吸により「神経」、瞑想により「精神」を統一することで心身を十分にリラックスすることができます。
なお、「瞑想」の部分はその時々の「状況」によりいろいろと変えて行っていきます。
例えば、芝生の部分が大きな蓮の葉であったり、湖が大海原であったり、太陽が月であったり等々。
是非、そうした点も楽しみにご参加いただければ幸いです。
それでは、瞑想会でお会いできますこと楽しみにしております。
合掌
※ 3月「やさしい瞑想法」 天宮光啓ブログ
撮影:チベットにて(寺院での瞑想の修行を終えた兄弟僧たちと共に)
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