アーナーパーナ・スムリティ
一瞬の静寂の中に無限の世界が広がっている。
心とは魂とは、一体何だろうか。
時に、心が、魂が何かに囚われ、縛られ、しくしくと悲しい雨を降らすこともある。
窓の外は太陽の光がいっぱいに溢れているのに。
一歩踏み出すのも、ここにとどまるのも最後それを決めるのは「自分自身」なのかもしれない。
心や、魂はどこへでも行ける。
どこにでも行ける。
自由自在に、どこまでもどこまでも、あの大空に向かって天高く、
とこまでも。
合掌
皆さん、おはようございます。
以前、チベットである修行をしている時に、突然ある想念に襲われ、激しく動揺し取り乱しそうになったことがございました。
その時にラマ僧からあることを教わりました。
仏道修行のひとつでもある瞑想、その中でも特に「呼吸」がいかに大切であって、心を安定させ、瞑想をさらに深い禅定へと導いてくれるものであるかを深く学びました。
息を吸い込む、息を吐き出す。
サンスクリット語の「アーナーパーナ・スムリティ」は「入息」(アーナ)を、「出息」(アパーナ)を、「スムリティ」(意識を集中)を意味します。
こうした事は『安那般那念経』にいろいろと説かれております。
詳しくは、また瞑想会の時にでもいろいろと。
それでは本日も暑くなりそうです。
皆様方もご自愛くださいませ。
光啓 九拝
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